新型コロナ後遺症:においがわからない/味がわからない

新型コロナウイルス感染からの回復後、「においがわからない」「食事の味がわからない」と悩む方が増えています。

 

においや味がしないと、食事は美味しくないですよね。

料理をする方ですと作ったものに自信が持てないですよね。

また「自分は変なにおいがしてないか」などと気にされる方もいらっしゃいます。

 

日常生活に大きく影響することとなります。

 

この状態が長く続くと気分が落ち込み、うつ状態、不安、心配性などにつながる可能性もあります。

日本での追跡調査

日本での報告では厚生労働化学特別研究事業福永班中間報告によるCOVID-19と診断され入院歴のある患者1,066例の追跡調査があります。

 

この研究では急性期(診断後〜退院まで)、診断後3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月で検討されています。男性679例、女性387例です。

 

診断12ヶ月後でも罹患者全体の30%程度に1つ以上の罹患後症状が認められました。

12ヶ月後に5%以上残存していた症状は

  • 疲労感・倦怠感:13%
  • 呼吸困難:8%
  • 筋力低下・集中力低下:8%
  • 睡眠障害・記憶障害:6%
  • 関節痛・筋肉痛:5%
  • 咳・痰・脱毛・頭痛・味覚障害・嗅覚障害:5%

(新型コロナウイルス感染症診療の手引き:別冊 罹患後症状のマネジメントより)

当院でよく使うツボ

  • 攅竹【さんちく】
  • 四白【しはく】
  • 迎香【げいこう】
  • 合谷【ごうこく】

攅竹【さんちく】

眉毛の内側にあり、少し凹んだところになります。
眼精疲労、鼻炎、顔面神経麻痺、頭痛などに効果的なツボです。

目が疲れると自然とここのツボを押したくなります。押すと痛気持ちいいはずです。
目の疲れにはもちろんですが、鼻の不調にもとてもよく効きます。
食事の前にこのツボをしばらく押すだけで、食事の香りや味がよくわかるようになります。

四白【しはく】

目の下の骨の淵から指2本分下がったところにあります。
大体小鼻の高さにあり、少し凹んでいるところです。
このツボも眼精疲労、鼻炎、顔面神経麻痺、頭痛などに
効果的です。


解剖学的に見るとちょうど上顎洞と呼ばれるあたりになります。
ここに炎症が起こるとにおいが分かりづらくなります。

迎香【げいこう】

小鼻のすぐ横になります。
名前の通り「香りを迎える」という効果があります。
においがわからない、嗅覚障害、鼻詰まりにとても効果がある
ツボです。


花粉症でお困りの方はよくご存じのツボかと思います。
このツボを使い鼻の通りが改善されると、においと食べ物の味が
わかるようになってきます。

合谷【ごうこく】

手の甲側、親指と人差し指の骨の合わさるところの少し前に
あります。

このツボは万能のツボと呼ばれ、あらゆる不調に効果的だと
言われています。


実際、便秘、歯痛、肩こり、頭痛、下痢、鼻詰まり、目の疲れなどによく使われます。

蓄膿症などの鼻の炎症にもとても効果的です。
炎症を抑えたり、鼻の通りを改善します。

したがって、においがわからない、嗅覚障害にとても効果があるツボです。

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