タンパク質は、私たちの体の基礎を作る重要な栄養素です。

 

筋肉や骨、皮膚や髪、爪や血液など、体のほとんどの部分にタンパク質が含まれています。

 

タンパク質は、アミノ酸という小さな単位に分解されて、体内でさまざまな役割を果たします。

例えば、アミノ酸は、感情や行動に関係する神経伝達物質やホルモンの原料になります。

 

神経伝達物質とは、神経細胞同士の情報伝達を担う物質で、セロトニンやドーパミンなどがあります。

 

ホルモンとは、体の機能を調節する物質で、インスリンや成長ホルモンなどがあります。

 

これらの物質は、タンパク質から作られるのです。

##1日のタンパク質摂取量##

 

では、私たちはどれくらいのタンパク質を摂取する必要があるのでしょうか?

 

一般的に、成人の場合は、体重1kgあたり1gのタンパク質を摂取するという目安があります。

つまり、60kgの人なら、1日に60gのタンパク質を摂ることが推奨されます。

 

タンパク質は、肉や魚、卵や乳製品、大豆製品や豆類などに多く含まれています。

これらの食品をバランスよく食べることで、タンパク質の必要量を満たすことができます。

 

 

 

 

##タンパク質が不足すると起きること##

 

しかし、タンパク質が不足すると、どのような問題が起きるのでしょうか?

 

タンパク質が不足すると、まず、体の組織の修復や再生がうまく行われなくなります。

筋肉や骨の量が減ったり、皮膚や髪の質が悪くなったり、爪が割れやすくなったりすることがあります。

 

また、免疫力が低下して、感染症にかかりやすくなったり、傷が治りにくくなったりすることもあります。

 

さらに、神経伝達物質やホルモンの生成が不十分になると、気分や精神状態にも影響が出ます。

うつや不安、イライラや集中力低下などの症状が現れることがあります。

 

以上のことから、タンパク質は、私たちの体と心の健康に欠かせない栄養素であることがわかります

 

タンパク質を十分に摂取することで、体の構造や機能を維持し、感情や行動をコントロールすることができます。

 

タンパク質は、体の基礎を作るだけでなく、私たちの人生の質を高めるためにも必要なのです。

 

 

 

 

##タンパク質が多く含まれる食品##

 

タンパク質を多く含む食品は、肉や魚、卵や乳製品、大豆製品や豆類などです。

 

これらの食品は、必須アミノ酸と呼ばれるタンパク質の材料をバランスよく含んでいます。

必須アミノ酸は、体内で作ることができないので、食事から摂取する必要があります。

 

お肉や魚に含まれるタンパク質量は、種類や部位によって異なりますが、一般的には以下のような目安があります。

 

・お肉(牛、豚、鶏):100gあたり約15~25gのタンパク質

・魚(鮭、マグロ、鯖など):100gあたり約15~20gのタンパク質

 

 

つまり、お肉や魚を100g食べると、約15~25%のタンパク質を摂取できるということです。

 

タンパク質は、体の組織や機能を維持するために必要な栄養素です。

一般的に、成人の場合は、体重1kgあたり1gのタンパク質を摂取するという目安があります。

 

タンパク質の摂取量は、年齢や性別、活動量や目的によっても異なりますので、自分に合った量を摂るようにしましょう。

 

 

 

タンパク質の含有量が多い食品の一覧を以下に示します。

 

・肉類(100gあたり)

    - 鶏ささみ:23.9g

    - 豚ヒレ:22.2g

    - 豚ロース赤身:22.7g

    - 鶏むね(皮なし):21.3g

    - 豚もも赤身:22.1g

    - 牛ランプ赤身:19.2g

    - 牛もも赤身:21.3g

    - 豚そともも赤身:21.4g

    - 牛ヒレ赤身:19.1g

    - 牛そともも赤身:20.7g

    - 牛サーロイン赤身:17.1g

 

・魚介類(100gあたり)

    - 黒マグロ赤身:26.4g

    - ビンナガマグロ:26.0g

    - カツオ:25.0g

    - サバ:20.6g

    - サケ:22.5g

    - イワシ:18.2g

    - タラ:17.6g

    - エビ:20.9g

    - カキ:6.9g

    - イカ:17.9g

 

・卵・乳製品(100gあたり)

    - 卵白:10.1g

    - 卵黄:16.5g

    - 全卵:12.2g

    - チェダーチーズ:25.7g

    - ヨーグルト:3.6g

    - 牛乳:3.3g

 

・大豆製品・豆類(100gあたり)

    - 納豆:16.5g

    - 豆腐:5.3g

    - 木綿豆腐:7.0g

    - 味噌:9.7g

    - 枝豆:11.7g

    - 豆乳:3.6g

    - インゲン豆:22.1g

    - ひよこ豆:20.0g

    - そら豆:26.0g

 

これらの食品をバランスよく食べることで、タンパク質の必要量を満たすことができます。

 

 

お気軽にご予約・お問合せください

お電話でのご予約・お問合せはこちら

『鍼灸師かわなみこうき』のホームページを
見たとお伝えください。
 
03-6273-2209
受付時間
11:00~19:00
診療日
月曜日、水曜日、木曜日、土曜日

お気軽にご予約・お問合せください

お電話でのご予約・お問合せ
『鍼灸師かわなみこうき』の
ホームページを
見たとお伝えください。

03-6273-2209

フォームでのご予約・お問合せ・相談予約は24時間受け付けております。お気軽にご連絡ください。

新着情報

2024年1月19日

ストレスと免疫力:ビタミンCが果たす役割と風邪予防へのアプローチ

2024年1月13日

不眠の原因は夜間低血糖かも!

2024年1月12日

タンパク質の役割と必要量を知ろう!

2024年1月10日

中性脂肪が少ないと疲労が強くなる?理由と対策

2023年12月21日

副腎疲労と低血糖:原因、症状、そして改善策

鍼灸師 かわなみこうき
(新宿漢方クリニック)

住所

〒160-0022 
東京都新宿区新宿1-29-8
公衛ビル3階

アクセス

新宿御苑前駅から徒歩5分
コインパーキング有

受付時間

11:00~19:00

診療日

月曜日、水曜日、木曜日、
土曜日