(運営)新宿漢方クリニック:〒160-0022 東京都新宿区新宿1-29-8 公衛ビル3階
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厚生労働省によると、
不眠症とは、入眠障害・中途覚醒・早朝覚醒・熟眠障害などの睡眠問題が1ヶ月以上続き、日中に倦怠感・意欲低下・集中力低下・食欲低下などの不調が出現する病気です。
当院では、不眠症を以下の4つのタイプに分けて考えています。
ストレスが長期間続き、すぐにイライラがしてしまう方に多いタイプです。
主に、自律神経の乱れが原因になっています。
家事、育児や仕事が忙しく、心も体もリラックスすることができず、ストレスがどんどん溜まってしまっているような方に多いです。
睡眠が充分にとれないと、家事、育児や仕事に余計イライラしてしまうという悪循環が起こります。
寝ることができても、夢が多く、眠りが浅いので、余計にイライラしてしまいます。
不眠症以外にも以下のような症状があります。
東洋医学ではこのタイプのことを、
【気血両虚】
と呼びます。
虚というのは「中身がない」「からっぽ」などという意味です。
簡単にいうと、
【エネルギーと血が足りていない状態】
ということです。
もちろん男性にもいらっしゃいますが、特に女性に多いタイプです。
女性では生理の周期に大きく左右されます。
生理の出血の後には、気血両虚になりやすいです。
出血しているので、血の量が少なくなるというのはわかりやすいと思います。
東洋医学では、「生理中には血とともに気も一緒に出ていってしまう。」と考えます。
したがって、このタイプの方は「生理後に不眠の症状が酷くなる」という特徴があります。
他にも以下のような症状があります。
一般的に、頭が冷え、足が暖かければ、体のバランスが良い状態だといえます。
勉強中でも仕事中でも、いっぱいいっぱいになると頭を冷やしたくなりませんか?
実際、頭が熱い感じしますよね?
頭に熱が上がってしまうと、物事を冷静に考えられなくなります。また、リラックスすることも難しくなると考えられています。
なので、睡眠にも問題が起こります。
理想は頭が冷え、足が暖かい、【頭寒足熱の状態】なのです。
頭熱足寒の方には以下のような症状が多くみられます。
食事の後は眠くなるものだというイメージを持っている方もいるかもしれません。
適量を食べたり飲んだりすると、副交感神経が働き体がリラックスします。そして、眠くなります。
しかし、これは適量を食べたり飲んだりした時のことであり、食べすぎ、飲みすぎの時には当てはまりません。
暴飲暴食をすると、もちろん体は消化にエネルギーを使います。普段は寝る時間になっても、消化器系が頑張って働いているので、脳もゆっくり休むことができず眠りが浅くなってしまいます。
仕事が忙しく、毎日帰りが遅く、帰宅途中で弁当などを買って食べ、すぐに就寝する。
といった生活をしているとどうしても睡眠が浅くなり、睡眠の質も悪くなってしまいます。
睡眠時間が短くなったり、睡眠の質が悪くなると、食欲がわくホルモンの分泌量が増えます。
そうするとさらに暴飲暴食が加速し、睡眠が悪化する。
というサイクルが起きてしまします。
他にも以下のような症状があります。
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