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慢性疲労症候群(chronic fatigue syndrome: CFS)は1988年に米国疾病予防管理センター(CDC)により提唱された比較的新しい疾患概念のことです。
多くの因子が関与していると言われていますが、いまだにはっきりとした原因解明には至っていません。
慢性疲労症候群の定義は大幅に変化してきましたが、現在は以下の条件を満たす場合に診断されます:
これらの症状が6か月以上持続ないし再発を繰り返している場合は、慢性疲労症候群が疑われます。
20〜50歳代の働き盛りの世代に多く、約2対1の割合で女性に多いと言われています。
HPA軸と慢性疲労症候群
HPA軸は「Hypothalamic-Pituitary-Adrenal axis」という言葉の頭文字をとったものです。
日本語では、『視床下部-下垂体-副腎軸』といいます。
HPA軸はストレス応答の中心であり、ストレスに対する身体の調整に重要な役割を果たしています。
私たちはストレスに直面すると、脳の視床下部というところから出るホルモンが脳下垂体というところに働きかけます。
その刺激に反応した脳下垂体は副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)というホルモンを分泌します。
ACTHが副腎皮質に到達すると、副腎皮質はストレスに対して重要なホルモンであるコルチゾール(主要なストレスホルモン)、デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)、アルドステロンなどのホルモンを分泌します。
これらのホルモンは血糖値や血圧を高め、体がストレスに抵抗できるように働きます。
このプロセスは、自律神経の交感神経を優位にし、身体のストレス反応においてとても重要な役割を果たしています。
しかし、現代の忙しい生活の中では、交通渋滞や電車の遅延などの小さなストレスや慢性的なストレスが頻繁に起こり、常にHPA軸を活性化させています。
常に活性化されることで、副腎は「疲れ切ってしまう」ことがあります。
副腎機能低下症を持つ人は、疲労、うつ病、低いコルチゾールレベルなどの症状を経験し、これらは慢性疲労症候群でも同様に見られるサインです。
最近の研究を見ると、HPA軸の機能異常は、慢性疲労症候群の患者が経験する症状と関連しているとされています。
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