(運営)新宿漢方クリニック:〒160-0022 東京都新宿区新宿1-29-8 公衛ビル3階
受付時間 | 11:00~20:30 |
---|
診療日 | 月曜日、火曜日、水曜日 木曜日、金曜日、土曜日 |
---|
今世界中で自己免疫疾患が大きな問題となっています。
自己免疫疾患には多発性硬化症、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、潰瘍性大腸炎、クローン病、乾癬、糖尿病、バセドウ病、橋本病、重症筋無力症など多くの病気があります。
少なくとも80種類以上の病気が自己免疫疾患だといわれています。
日本で最も患者数の多い自己免疫疾患は関節リウマチで約70万人います。
これからもこの数は増えていくだろうと思います。
アメリカでは5000万人、人口の20%または5人に1人が自己免疫疾患に罹患しています。
そのうちの75%または3000万人が女性であるという統計もあります。
圧倒的に女性に多い病気であるといえます。
上に挙げたように自己免疫疾患には様々な病気があります。
しかし、どの病気にも1つだけ共通することがあります。
それは
【自分自身を攻撃する】
ということです。
我々の免疫系の仕事は、外部からの異物、毒素やがん細胞などから身体を守ることです。
敵と味方をはっきりと見極め、それを排除するのが仕事です。
自己免疫疾患とは、免疫系が何らかの理 由で混乱し、自分自身の正常な細胞や組織に対してまで攻撃を加えてしまうことで症状を起こす疾患です。
我々の身体は感染、毒素、アレルギー、ストレスなどに対し免疫系が反応し、それらと戦うようにつくられています。
しかし自己免疫疾患では、免疫系が関節、脳、皮膚、時には全身に攻撃を加えてしまいます。
そして炎症が起き様々な症状が起こります。
現代医学では、自己免疫疾患の原因ははっきりしていません。
はっきりしていないので、確立した治療法がありません。
そして、ステロイド、免疫抑制剤、手術などを行いますが、根本的な治療ではないので、薬をやめることができません。
医師に「一生薬を飲み続けないといけない。」「治ることはない。」などと言われて、ショックを受ける方が多くいらっしゃいます。
私が勉強している機能性医学では、
根本原因にはストレス、感染症、食物アレルギー、毒素、遺伝、栄養不足、腸内環境の乱れ、リー キーガット症候群
などがあると考えています。
これらが原因で炎症が起こり自己免疫疾患となります。
多くの医療機関では自己免疫疾患の病名に対し、抗炎症剤や免疫抑制剤などの薬を投与します。
しかし炎症を抑えるためには、本当の根本原因を見つけなければなりません。
例えば甲状腺機能障害があるとしても、甲状腺の炎症が根本原因ではないことがあるのです。
多くの場合、根本の原因は腸の炎症であることがわかっています。
本当の根本原因を治さないと、もちろん症状が改善されることはありません。
当院ではまず
「なぜ」この症状が起こってしまったのか、
「どこに」異常があるのか、
「どのように」身体を元の状態に戻すことができるのか、
ということを考えます。
なぜ炎症が起きているのか。
どこに根本原因があるかを徹底的に探し出し、
どのようにしてそれを治すことができるのか
ということです。
これらのことを根本から変えていくには、毎日の食事を見直す必要があります。
特に自己免疫疾患で苦しんでいる方は、体に合う食材と、合わない食材というのが必ずあります。
この体に合わない食材をしっかりと見つけ出さないと、どんな食事法をしても、体の変化はなかなか見られません。
なぜなら、体に合わない食材というのは、あなたの体にとっては毒だからです。
どんなに良い食材を食べても、あなたの体がそれを毒だと認識したら、なんの意味もありません。
毒を食べ続けていたら、体の調子はよくなるどころか、どんどん悪化していきます。
なので体に合わない食材は普段の食事から除く必要があるのです。
自己免疫疾患の方の体に合わない可能性が高いものには、
グルテン(小麦等)、乳製品、卵、大豆製品、ナッツ類、穀物(米等)など
があります。
これは可能性であり、全ての人に当てはまるわけではありません。
実際は、一人一人全く違うので、細かくカウンセリングをしたり、食事の日記をつけていただくこともあります。
自己免疫疾患の治療では、このステップは避けては通れないと私は考えています。
食事療法と一緒に、鍼灸施術を受けていただきます。
鍼灸では、体をリラックスさせるという意味もありますが、一番大事なのは、腸内環境や体のバランスを整える
ということです。
自己免疫疾患の特徴として、自分自身を攻撃してしまう。
と言いましたが、これには腸内環境(腸内細菌)が大きく関わっています。
人間の免疫細胞の60%は腸内にいます。
この腸内の免疫細胞がなんらかの理由で、正常な細胞を攻撃してしまうのです。
そして炎症が起き、それが長く続くと色々な症状が出現します。
腸内環境が理想のバランスで整っていれば、免疫細胞が正常な細胞を攻撃することはありません。
腸内環境が乱れる理由に、
ストレス、感染症、食物アレルギー、毒素、遺伝、栄養不足、リーキーガット症候群、SIBO
などがあります。
自己免疫疾患の改善を目指すには、これらの原因となっているところを改善しないといけません。
そのためには、腸内環境と体のバランスを整える必要があります。
それを得意としているのが、鍼灸施術です。
潰瘍性大腸炎とクローン病のことを炎症性腸疾患と呼びます。
今のところ原因がはっきりとはわかっていないので、ステロイド剤、免疫抑制剤、手術等で症状を和らげることが一般的な治療になります。一度発症すると慢性化し、長期間の治療が必要になります。
繰り返し鍼灸施術や、食事の改善などの日常生活の見直しを通し、改善を目指します。
あなたの根本原因は何かがはっきりしてくると、あなたの体質が変わり、症状が軽減してきます。
何らかの理由で免疫系が健康な細胞を敵だと認識して攻撃してしまうというものです。
一般的には原因は分かっていません。
しかし、私も含め多くの治療家は、生活習慣の改善をすることで 良くなる病気だということが分かっています。
生活習慣とはストレス、食事、運動、睡眠などのことです。
東洋医学では身体の緊張を和らげ、橋本病からくる症状や根本原因に直接アプローチします。
関節リウマチの場合、免疫系が関節を守る組織や骨などを敵とみなし攻撃してしまうというものです。
そうすると関節に炎症が起き、腫れたり痛みが出てきます。
しかしこの病気は関節だけの問題ではないので、身体全体の状態を把握し全身治療をしていく必要があります。
関節リウマチを改善するためには、食事療法をはじめとした体質改善が絶対に必要です。
自己免疫疾患の改善のためには、根本の原因を見つけ出す必要があります。
症状の原因をたどっていくと、必ず腸内環境の乱れに行き着きます。そしてその次に、腸内環境の乱れの原因を探っていく作業になります。これには毎日の食事、ストレス、睡眠、便の調子などあらゆる方面からアプローチしていきます。
現在の症状だけを把握しても、症状の本当の原因ははっきりしません。なぜかというと患者様の過去の病気や症状を聞いていないからです。
自己免疫疾患というのは急になるものではありません。ほとんどの場合、長い時間をかけて少しずつ今の状態になってきたのです。
あなたの体の歴史を知ることで、どのような施術が必要で、どのような日常生活の改善が必要で、どのような経過を辿りながら改善していくのか、ということがわかってきます。
当院では、徹底したカウンセリングと検査(脈、舌、ツボの状態をチェックします。)でこれらを明らかにしていきます。
血液検査等の結果も参考にしますので、お持ちの方は初見時に必ずご持参ください。
徹底したカウンセリングや検査を実施することで、あなたの症状に対する改善方法が明らかになります。
そして、その改善方法を実現するために鍼や灸を使って、必要なツボを刺激していきます。
刺激の仕方は、一人一人の体調に応じて変わります。刺激の仕方によっては症状が悪化することもあるので、毎回高い集中力を必要とします。的確なツボを使い、的確な刺激をすることで体のバランスが整い、リラックスすることができます。
ツボの場所を見つけ、そこを刺激するというと単純で簡単にできるような感じがするかもしれません。しかし、実際私が行なっているのは、皮膚上のちょっとした違いを見つけだすことです。例えば、ちょっとした温度の変化、凹凸、ツボの深さ、ザラザラ感、湿った感じなどのほんの少しの違いを手を使って探していきます。
鍼や灸の刺激も繊細な技術で、鍼をミリ単位の範囲で動かしながら刺激をしていきます。
痛みを感じることはほとんどないですが、施術後にはとてもスッキリします。
自己免疫疾患の改善には食事の見直しが必要になります。自己免疫疾患にはこれというような食事法はありません。それは、体に合う食材合わない食材は一人一人全く違うからです。
私のところへいらっしゃる方のほとんどは、何かしらご自身の体に合わない食材を食べています。
一般的には良いと言われている食材でも、あなたに合っているかどうかはわかりません。
だいたい大まかなパターンというのはあるのですが、細かいところは一人一人全く違います。あなた自身の体に会う食材と、合わない食材を見つけていかないと、症状の根本のところは変わることはありません。体に合わない食材は毒だからです。毒を摂り続けていては、体がよくなることはないですよね。
当院ではどのようにしてあなたに合う食材を見つけるか、しっかりお伝えしていきます。
自己免疫疾患で苦しんでいる方々は、この病気と一生付き合っていかないといけないんだろうか。薬の副作用は大丈夫だろうか?どんどん悪化していくのではないだろうか?など多くの不安があると思います。
土日祝日もご相談を受け付けております。平日は仕事でいつも帰りが遅い方や、昼間は家事や育児で忙しい方など、ぜひご利用ください。
ご予約は、「オンライン予約」・「お電話」・「LINE」のいずれかで取ることができます。
※あらかじめお電話いただく日の
・1~2週間先までの予定を確認しておいてください。
その方が予約がスムーズです。
・お身体のお悩みをまとめておいてください。
お身体の状態等を質問をすることがあります。
お電話で予約の場合はこちら03−6273−2209におかけください。
「新宿漢方クリニックです。」と応答します。
施術中や患者様対応している時は、電話に対応できないことがあります。
留守番電話にメッセージ(お名前、電話番号)を残していただければ、こちらから出来るだけ早くお電話いたします。
「【鍼灸師かわなみこうき】のホームページを見て予約の電話です」とお知らせください。
予約がスムーズになります。
お名前、ご連絡先、症状、ご希望の予約日時などをお聞きします。
ご質問等ありましたら、ご遠慮なくお知らせください。
お電話での場合は、その場でご予約を確定いたします。
ご予約の日時を手帳にご記入ください。
お電話でのご予約・お問合せ
『鍼灸師かわなみこうき』の
ホームページを見たとお伝えください。
フォームでのご予約・お問合せ・相談予約は24時間受け付けております。お気軽にご連絡ください。
〒160-0022
東京都新宿区新宿1-29-8
公衛ビル3階
新宿御苑前駅から徒歩5分
コインパーキング有
11:00~20:30
月曜日、火曜日、水曜日
木曜日、金曜日、土曜日