(運営)新宿漢方クリニック:〒160-0022 東京都新宿区新宿1-29-8 公衛ビル3階
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その辛い症状当院にお任せください!
お身体の疲れに関するお悩みを徹底的に調査し、
病院や他の治療院では改善できなかった根本的な原因を特定いたします。
そして、東洋医学や栄養学の専門知識を駆使し、その原因に直接アプローチし、持続的な解決策を提供いたします。
長期間にわたり苦しまれてきた慢性疲労の症状を克服し、日々に活力と健康を取り戻すお手伝いをさせていただきます。
副腎は、体内で重要なホルモンを作っている器官で
腎臓の上に位置する2〜3cmの小さな三角形の形を
しています。
副腎には外側と内側の2つの部分があり
それぞれ違う種類のホルモンを作っています。
副腎皮質と呼ばれる外側の部分は
血圧や血糖の調節、免疫機能の調整などに役立つ
ステロイドホルモンを作ります。
ステロイドホルモンには
コルチゾールやDHEA(デヒドロエピアンドロステロン)など
があります。
副腎髄質と呼ばれる内側の部分は
ストレスや運動時に必要なアドレナリンやノルアドレナリンといった
カテコールアミンを作ります。
副腎は、体内でホルモンを調整する大切な役割を担っており
ストレスや疲労にも関係しています。
これらのホルモンが十分に分泌されない場合に副腎疲労が起こりますが
主にコルチゾールやDHEAが不足すると症状が出現します。
「副腎疲労」という言葉は、
1998年に自然療法医でありカイロプラクター医でもある
ジェームズ・ウィルソン博士によって提唱されました。
ストレスは、仕事や人間関係の問題などの心理的なことによって引き起こされると考えられることが多いですが、
体内のストレス反応は病気や運動(特に激しい運動)
栄養不足などによっても引き起こされます。
私たちの体は
自律神経、内分泌、免疫の3つの働きが
バランスを保つことで健康でいることができます。
・自律神経は内臓などの働きを自動的に調整します。
・内分泌はホルモンを分泌し体の機能を調整します。
・免疫は体に侵入してきた異物や病原体などから体を守るシステムのことです。
健康な人がストレスに直面すると、自律神経系と内分泌系が働きます。
ストレスはまず大脳皮質というところで感知されます。
その信号が視床下部というところに伝わりCRH(副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン)という
ホルモンが出てきます。
その信号を自律神経が受け取ると交感神経が優位になります。
そして交感神経からノルアドレナリンが分泌されます。
その刺激を受け(自律神経にコントロールされている)副腎髄質から
アドレナリンやノルアドレナリンが分泌されます。
一方で、ストレスを感知した大脳皮質から信号を受けた
視床下部からCRHが出た後、脳下垂体というところから
ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)とβ-エンドルフィン
という物質が分泌されます。
ACTHは副腎皮質を刺激して
コルチゾールやDHEA(デヒドロエピアンドロステロン)
というホルモンを分泌します。
アドレナリン、ノルアドレナリン、コルチゾール、DHEAが血液中に入り全身を巡ることで
血糖値や血圧上昇、瞳孔をひらく、心拍数や呼吸数の増加、集中力の向上
などの変化を引き起こします。
このような反応が起こることで私たちはストレスに抵抗することができます。
ストレスの原因が解消されると身体は自然とリラックスするようになります。
副腎はストレスホルモンの分泌を停止し
私たちは元の状態に戻ります。
しかし、人が長時間または頻繁にストレスにさらされると
身体のストレス反応が機能不全に陥ります。
この状態では、副腎がホルモンを十分に分泌できず、
・体内のホルモンバランスが乱れ
・身体や精神の疲労
・免疫力の低下
・消化不良
・不眠
・不安やうつ病
などの症状が現れます。
この状態のことを副腎疲労といいます。
コルチゾール
コルチゾールは、副腎皮質から分泌されるステロイドホルモンであり、多くの重要な機能を調節します。
以下は、コルチゾールの主な働きです:
このようにコルチゾールはとても重要なホルモンです。
特にストレス応答と炎症を抑える作用が大事です。
ただし、長期間にわたるコルチゾールの過剰な分泌や低下は、健康問題を引き起こす可能性があるため、正常なコルチゾールレベルを維持することが重要です。
副腎疲労(ストレス反応の機能不全)には3つの段階があります。
以下がステージ1~3になります。
慢性的なストレスの最初の段階では、
身体のストレス反応が過剰になります。
ストレスの原因に対する
ストレスホルモンの放出が通常よりも速く増加し、ストレスの原因が解消されてもしばらくは高い状態のままになります。
慢性的なストレスの2番目の段階では、身体が長時間強いストレス状態にあることで、何に対して反応するべきであって、何に対して反応する必要がないのかがわからなくなってしまいます。
これにより、ストレスが存在しない時にもストレスホルモンが放出されるようなことが起こってしまいます。
逆に、ストレスがある状況下でも、身体は適切なストレス反応ををすることができなくなってしまいます。
慢性的なストレスの3番目の段階では、身体は正常なストレス反応を全く起こすことができなくなります。
ストレスが存在しても、神経系が副腎と適切に通信しなくなります。それによって十分なレベルのストレスホルモンが分泌されなくなります。
この段階で見られる症状はしばしば「副腎疲労」と呼ばれますが、医学的な用語は、視床下部-下垂体-副腎(hypothalamic-pituitary-adrenal)軸の機能不全、またはHPA軸の機能不全と言います。
症状は人によって全く違うことがあります。
ただ、多くの人が以下のような症状があります。
など。
最も一般的な原因は心理的ストレスに長期間さらされることです。
それ以外にも
などによっても副腎疲労の発症に関与する可能性があります。
ほとんどの場合、精神的ストレスにプラスしていろいろなことが重なり、
最終的に症状を引き起こす要因となります。
しかし、副腎疲労の症状はHPA軸の機能不全だけに限ったことではありません。
その原因は他の病気にある可能性があります。
以下が症状の原因の可能性もあります。
HPA軸の機能障害を起こす基本的な原因は人によって異なります。
そのため、治療計画も各患者様に合わせて少しずつ違ってきます。
ただし、どの治療計画でも、
【ストレス管理、栄養、運動、睡眠習慣】などの
ライフスタイルの改善が必要になります。
そして鍼灸やサプリメントなどを組み合わせて、身体の回復を支援することになります。
心には
・血液を全身に送り出すポンプとしての役割と
・感情や思考などの精神的な働きをコントロールする
という役割があります。
腎と心の不均衡は、
副腎疲労のパターンの中で最も多いものです。
このパターンは、
常に考え過ぎてストレスを溜めてしまう人に
よく見られます。
関連する副腎疲労症状は以下の通りです:
など。
など。
脾とは食べ物や飲み物を摂ることを通じて
身体に必要なエネルギーを生みだすものです。
胃腸を含めた消化器系全般の働きを持った存在
ということです。
食べ物から栄養素を吸収するので
私たちの消化器系はとても大事です。
消化器系の働きが悪いと、エネルギーが作り出されなくなります。
そして副腎疲労が引き起こされる可能性があります。
これらのパターンでは、以下のような症状が見られます:
など。
腎と肝の不均衡(肝腎両虚)
東洋医学では肝には
・血液の貯蔵
・循環を調節
・自律神経のバランスを保つ
・解毒
・目の調整
といった働きがあると考えます。
現代のライフスタイルでは、日々常にストレスにさらされています。
ストレスが全くない人はいません。
ストレスが強い生活を続けていると怒り、不安、身体的な不調などが
現れやすくなってきます。
アルコール、食品添加物、処方薬の使用なども肝を弱らせ
体調を崩すことに繋がります。
このような人には、以下のような症状が現れることが多いです。
など。
東洋医学では肺は
体を外邪から守る働きがあります。
外邪とはウイルスや細菌、花粉、寒さなどのことです。
肺の働きが悪くなると
・抵抗力が下がり
・外邪が侵入しやすくなります。
肺の機能低下が関係しているストレスや疲労には、以下のような症状があります:
など。
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