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こんにちは。
今日は12月というのにとてもあったかいですね。

こんな日は陽に当たってゆっくりしたいですね。

気持ちいいですよね!
太陽に当たってるとなんか気分良くなりませんか?
不思議ですよね!

この記事では、日光浴が自律神経にどのように影響するか、そしてそれが健康にどのように関係するかについてお話しします。

自律神経とは、心臓や血管、内臓などの内部器官の働きを調節する神経系の一部で、意識的にコントロールすることができません。

 

自律神経は、交感神経と副交感神経の二つの系からなり、それぞれが体の状態に応じてバランスをとります。

 

交感神経は、ストレスや危険な状況に対応して、心拍数や血圧を上げたり、筋肉を緊張させたりする役割を持ちます。

 

副交感神経は、リラックスや睡眠などの状態に対応して、心拍数や血圧を下げたり、消化や代謝を促進したりする役割を持ちます。

 

自律神経のバランスが崩れると、様々な不調が起こります。

 

例えば、交感神経が過剰になると、不安やイライラ、不眠、高血圧、動悸、頭痛などの症状が現れます。

 

副交感神経が過剰になると、だるさや眠気、低血圧、便秘、冷え性などの症状が現れます。

 

自律神経のバランスを整えることは、心身の健康にとって非常に重要です。

 

 

 

・日光浴と自律神経の関係

 

では、日光浴は自律神経にどのように作用するのでしょうか。

 

1. 体内時計の調整

日光浴は、太陽の光を目や皮膚で受けることで、体内時計と呼ばれる生体リズムを調整するメカニズムに影響します

 

体内時計は、日中は覚醒状態を維持し、夜は睡眠状態に移行するように、交感神経と副交感神経の切り替えを行います。

 

日光浴をすることで、体内時計が正常に機能し、自律神経のバランスが保たれます。

 

 

 

2. ビタミンDを作りだす

 

ビタミンDは以下のような利点があります。

 

**骨や歯の健康**

ビタミンDはカルシウムやリンの吸収を促進し、骨の成分となります。ビタミンDが不足すると、骨が軟化したり、骨粗しょう症のリスクが高まったりします。

 

**免疫システム**

ビタミンDは細胞の機能を調節し、炎症や感染に対抗する能力を高めます。ビタミンDが低いと、自己免疫疾患や呼吸器疾患の発症率が上がる可能性があります。特に、インフルエンザなどの重症感染症に対する予防効果が期待されます

 

**気分やうつ病**

ビタミンDは神経伝達物質の分泌に関与し、気分や精神状態に影響を与えます。ビタミンDが低いと、ネガティブな感情やうつ病の症状が強くなる可能性があります。逆に、ビタミンDのサプリメントを摂取すると、気分が改善されることが報告されています。

 

**体重や肥満**

ビタミンDは代謝やホルモンのバランスにも影響を及ぼします。肥満の人はビタミンDのレベルが低くなりやすいです。一方、ビタミンDのサプリメントを摂取すると、体重や脂肪量の減少に寄与することが示されています。

 

 

3. 幸せホルモンの分泌

幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌を増やし、気分を明るくします。

セロトニンは、ストレスを軽減し、気分を明るくし、幸福感や満足感を高めるなどの役割を持ちます。

セロトニンが不足すると、うつ病や不眠症などの精神的な問題が起こりやすくなります。日光浴は、セロトニンの分泌を増やし、心の健康にも貢献します。

 

4. 集中力の向上

日光浴によるセロトニンの分泌は、集中力の向上にも効果があります。

セロトニンは、記憶力や学習能力を高めるなどの役割を持ちます。

セロトニンが不足すると、注意力や判断力が低下し、ミスや事故の原因になりやすくなります。

日光浴は、セロトニンの分泌を増やし、脳の機能にも良い影響を与えます。

 

5. 免疫力を高める

ビタミンDは以下のようなメカニズムで免疫システムに影響を与えます。

 

**T細胞の活性化** 

T細胞はウイルスなどの異物を検出して破壊する「キラー細胞」と呼ばれる白血球の一種です。

ビタミンDはT細胞が分化して成熟するのに必要なホルモンの一つです。

ビタミンDが不足すると、T細胞の機能が低下し、感染に対する防御力が弱まります。

 

**B細胞の調節**

B細胞は抗体を産生する白血球の一種です。抗体はウイルスや細菌に結合して、それらを無力化したり、他の免疫細胞に認識させたりします。

ビタミンDはB細胞の増殖や分化を抑制し、過剰な抗体の産生を防ぎます。

これにより、自己免疫疾患やアレルギーなどの免疫反応の過敏性を抑えることができます。

 

**樹状細胞の機能を変化**

樹状細胞は免疫システムの「警報機」と呼ばれる細胞で、異物を捕らえてT細胞に提示し、免疫反応を引き起こします。

ビタミンDは樹状細胞の成熟を阻害し、炎症性のサイトカイン(細胞間の伝達物質)の分泌を減らします。

 

これにより、免疫システムの過剰な活性化を抑制し、炎症を軽減することができます。

 

 

6. 血液循環を改善

 

日光浴をすると、肌に当たる紫外線B(UVB)が、皮膚のタンパク質と反応して、一酸化窒素(NO)という分子を生成します。

一酸化窒素は、血管の内皮細胞から分泌される血管拡張物質で、血管を広げて血流を増やす効果があります。

血流が増えると、血圧が下がり、心臓にかかる負担が減ります。

また、血流が増えると、酸素や栄養素が全身に運ばれやすくなり、細胞の代謝や機能が向上します。

血液の循環を改善し、高血圧や動脈硬化の予防に役立ちます。

 

 

 

 

・日光浴の注意点

日光浴をするときには、以下の点に注意しましょう。

 

- 日差しの強い時間帯(午前10時から午後2時)は避ける

- 紫外線対策として、日焼け止めや帽子、サングラスなどを使用する

- 水分補給をこまめに行う

- 15分から30分程度が適切な時間である

 

 

 

・日光浴をしないことで起こる可能性がある悪影響

 

  1. 体内時計が乱れ、不眠やうつ病などの精神的な問題が起こる
  2. ビタミンDの不足により、骨粗しょう症や歯肉炎などのリスクが高まる
  3. 免疫力が低下し、感染症やアレルギーにかかりやすくなる
  4. 血液の循環が悪化し、高血圧や動脈硬化などの心血管疾患のリスクが高まる

 

以上のことから、日光浴は自律神経のバランスを整えるだけでなく、様々な健康効果をもたらすことがわかりました。

 

 

普段陽の光に当たらない人は、日光浴を習慣にして、体調を改善しましょう。

 

日光浴は、自然の恵みであり、健康の源です。

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