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あなたはいつも緊張していると感じますか?体調がすぐれないことが多いですか?


もしかしたら、それは自律神経のバランスが乱れているせいかもしれません。

このブログを読むことで自律神経のことを理解して、ご自身で自律神経を整えられるようになってください。

###自律神経とは?###

自律神経とは、心臓や血管、内臓などの働きを自動的に調節する神経系の一部です。

 

自律神経には、主に交感神経と副交感神経の二つの系統があります。

 

交感神経は、ストレスや危険な状況に対応して、心拍数や血圧を上げたり、筋肉を緊張させたりする働きがあります。

 

副交感神経は、リラックスや回復に関係して、心拍数や血圧を下げたり、消化や排泄を促したりする働きがあります。

 

通常は、これらの2つの神経がバランスよく働いて、身体の機能を適切に調整しています。

 

しかし、ストレスが多かったり、生活習慣が乱れたりすると、交感神経が優位になりすぎたり、副交感神経が弱くなったりすることがあります。

 

これが自律神経の乱れと呼ばれる状態です。

 

 

 

 

 

###自律神経の乱れによる健康問題###

自律神経の乱れは、様々な健康問題を引き起こす可能性があります。

 

例えば、不眠、頭痛、めまい、動悸、冷え性、便秘、胃炎、免疫力の低下、糖尿病、高血圧、動脈硬化などです。

 

 

 

 

 

###自律神経の乱れを予測できる?###

自律神経の乱れは、見た目ではわかりにくいかもしれませんが、血液検査をすると、客観的に判断することができます。

 

特に、白血球数の比率に注目すると、自律神経のバランスを予想できます。

 

白血球とは、感染や炎症に対抗するために血液中に存在する細胞の総称です。

 

白血球には、リンパ球、好中球、好酸球、好塩基球、単球の五種類があります。

 

好中球とリンパ球は、自律神経の影響を受けます。

 

好中球には、交感神経が働いたときに出る「ノルアドレナリン」という物質に反応する受容体があります。

 

ノルアドレナリンは、交感神経が緊張すると血液中に放出されます。

ノルアドレナリンが好中球の受容体に結合すると、好中球が増えます。

好中球が増えると、体は外敵に対して防御力を高めます。

 

一方、リンパ球には、副交感神経が働いたときに出る「アセチルコリン」という物質に反応する受容体があります。

 

アセチルコリンは、副交感神経が優位になると血液中に放出されます。

アセチルコリンがリンパ球の受容体に結合すると、リンパ球が増えます。

リンパ球が増えると、体は外敵に対して抵抗力を高めます。

 

つまり、好中球とリンパ球の数は、自律神経の状態によって変化します。

 

 

交感が優位になると、好中球が増えて体は活動モードになります。

副交感神経が優位になると、リンパ球が増えて体は休息モードになります。

 

自律神経のバランスは、体の健康にとってとても重要です。

 

 

 

 

###交感神経優位とは?###

交感神経が優位であるということは、身体が常にストレスにさらされているということです。

 

ストレスは、酸化ストレスや炎症を引き起こし、細胞の老化や機能低下を促進します。

 

その結果、様々な病気の原因になります。

ですから、自律神経のバランスを整えることは、健康にとって非常に重要なことなのです。

 

自律神経のバランスを整えるためには、どのようなことをすればよいのでしょうか?

 

 

 

 

###自律神経を整える方法###

まず、生活習慣の見直しをすることが大切です。

睡眠、運動、食事、休息、リラックスなど、日常の基本をしっかりと行うことが、自律神経の調整に効果的です。

 

特に、食事は、自律神経に大きな影響を与える要素です。

 

食事によって、血糖値やインスリン、ホルモンなどの物質が変化し、それが自律神経にも作用します。

 

例えば、糖質や脂質の多い食事は、血糖値やインスリンを急激に上昇させ、交感神経を刺激します。

 

逆に、タンパク質や食物繊維の多い食事は、血糖値やインスリンを安定させ、副交感神経を刺激します。

 

また、ビタミンやミネラルなどの栄養素も、自律神経の働きに必要です。

 

特に、ビタミンB群やマグネシウムは、神経伝達物質の合成や分解に関与し、自律神経の調節に重要な役割を果たします。

 

ですから、食事は、バランスよく、栄養豊富なものを摂ることが望ましいです。

 

自律神経のバランスは、私たちの健康にとって、非常に重要な要素です。

 

自律神経の乱れは、血液検査から客観的に判断することができます。

 

特に、リンパ球数が白血球数の30%以下だと、交感神経が優位であることがわかります。

 

交感神経が優位であると、身体に様々な悪影響を及ぼします。

 

ですから、自律神経のバランスを整えることが、健康にとって必要なことです。

 

自律神経のバランスを整えるためには、生活習慣の見直しをすることが大切です。

 

特に、食事は、自律神経に大きな影響を与える要素です。

 

食事は、バランスよく、栄養豊富なものを摂ることが望ましいです。

 

 

 

 

###その他気をつけること###

自律神経のバランスを整えるためには、食事だけでなく、他にも気をつけるべきことがあります。

 

例えば、以下のようなことです。

 

- 睡眠は、自律神経のリセットにとって重要です。

 睡眠不足は、交感神経を過剰に刺激し、副交感神経の働きを妨げます。

 睡眠の質と量を確保するためには、就寝前にリラックスすることや、寝室の環境を整える 

 ことが大切です。

 

- 運動は、ストレスを解消し、自律神経のバランスを改善する効果があります。

 運動は、心肺機能を高め、血液循環を促進し、ホルモンの分泌を調整します。

 運動の種類や強度は、個人の体力や好みに合わせて選ぶことが大切です。

 運動の後には、十分に休息と水分補給をすることも忘れないでください。

 

- 休息とリラックスは、自律神経のバランスを保つために必要なことです。

 休息とリラックスは、交感神経の活動を抑え、副交感神経の活動を高めます。

 休息とリラックスの方法は、人それぞれですが、例えば、音楽を聴く、本を読む、瞑想す

 る、呼吸法をする、アロマテラピーをする、マッサージをする、ペットと遊ぶ、趣味に没

 頭するなどがあります。

 

 自分に合った方法を見つけて、日常に取り入れることがおすすめです。

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