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今日は、マヌカハニーの効能についてお話ししたいと思います。

 

マヌカハニーと聞くと、高級なハチミツというイメージがありますが、実はそれだけではありません。

 

マヌカハニーは、喉の痛みや咳や痰などの症状にとても効果的なのです。

 

では、なぜマヌカハニーは喉の痛みや咳に効くのでしょうか?

 

その秘密は、マヌカハニーに含まれる特別な成分にあります。

## 喉の痛みや咳とマヌカハニーの解説

 

喉の痛みや咳は、風邪やインフルエンザなどのウイルス感染によって引き起こされることが多いです。

 

ウイルスが喉や気管支に侵入すると、体の免疫システムが反応して炎症を起こします。

 

炎症は、ウイルスを排除するために必要な反応ですが、同時に喉の粘膜を刺激して痛みや咳を引き起こします。

 

また、炎症によって粘液が分泌されて、咳や痰の原因になります。

 

ここで、マヌカハニーの登場です。

 

マヌカハニーには、一般のハチミツにはない特別な成分が含まれています。

 

それは、**メチルグリオキサール(MGO)**という物質です。MGOは、マヌカハニーの原料となるマヌカの花から採れるハチミツにしか含まれていない成分で、強力な抗菌作用を持っています。

 

MGOは、ウイルスや細菌に対して効果を発揮し、喉や気管支の炎症を抑えて、痛みや咳を和らげます。

 

また、MGOは、粘液の分泌を減らして、痰の排出を促進します。

 

さらに、MGOは、喉の粘膜を保護して、刺激や乾燥から守ります。

 

これらの作用によって、マヌカハニーは、喉の痛みや咳や痰にとても効果的なのです。

 

 

 

 

## マヌカハニーの必要性とグレードの選び方

 

では、どのくらいのグレードのマヌカハニーが必要なのでしょうか?

 

 

グレードの話の前にMGOとUMFについてお話しします。

 

MGOとUMF(Unique Manuka Factor)は、マヌカハニーの抗菌活性(殺菌力)の強さを示す規格の一つです。

 

MGOはメチルグリオキサールという成分の含有量を表し、UMFはユニーク・マヌカ・ファクターという総合的な評価を表します。

 

MGOは、マヌカハニーに特有の抗菌成分であることが2008年にドイツの研究者によって発見されました。

 

MGOの数値は、マヌカハニー1kg中にメチルグリオキサールが何mg含まれているかを示します。

 

例えば、MGO100+という表記は、マヌカハニー1kg中にメチルグリオキサールが100mg以上含まれていることを意味します。

メチルグリオキサールの含有量が多ければ多いほど、抗菌活性が高いと考えられます。

 

 

 

UMFは、マヌカハニーの抗菌活性をフェノール用液という消毒剤と比較して数値化したものです。

UMF協会という団体が1998年に規格として導入しました。

 

UMFの数値は、マヌカハニーの抗菌活性がフェノール用液の何%に相当するかを示します。

例えば、UMF10+という表記は、マヌカハニーの抗菌活性がフェノール用液10%と同等であることを意味します。

フェノール用液の濃度が高ければ高いほど、抗菌活性が高いと考えられます。

 

 

一般的に、UMFが10以上のマヌカハニーは、医療用として認められています。

UMFが5以下のマヌカハニーは、一般のハチミツと同じくらいの効果しかありません。

 

喉の痛みや咳や痰に効果を期待するなら、UMFが10以上のマヌカハニーを選ぶことをおすすめします。

 

ただし、UMFが高いほど、マヌカハニーの値段も高くなります。

そのため、自分の症状や予算に合わせて、最適なグレードのマヌカハニーを選ぶことが大切です。

 

例えば、喉の痛みや咳が軽い場合は、UMF10~15のマヌカハニーで十分です。

しかし、喉の痛みや咳がひどい場合や、長期間続いている場合は、UMF20以上のマヌカハニーを使うことをおすすめします。

 

マヌカハニーのグレードは、商品のラベルに記載されていますので、必ず確認してください。

 

 

 

 

MGOとUMFは、それぞれ異なる規格ですが、相関関係があることが分かっています。

一般的に、MGOの数値が高いマヌカハニーは、UMFの数値も高い傾向にあります。

 

しかし、MGOとUMFは単純に換算できるものではありません。

MGOはメチルグリオキサールの含有量のみを示すのに対し、UMFはメチルグリオキサール以外の成分や品質も考慮した総合的な評価です。

 

そのため、MGOとUMFの数値が同じでも、マヌカハニーの抗菌活性や効果には個体差があります。

 

 

 

 

## マヌカハニーと一般のハチミツの違い

 

最後に、マヌカハニーと一般のハチミツの違いについて説明します。

一般のハチミツにも、マヌカハニーと同じように、抗菌作用や保湿作用があります。

 

しかし、一般のハチミツの抗菌作用は、**過酸化水素**という物質によるものです。

過酸化水素は、水や光や熱に弱く、容易に分解されてしまいます。

 

そのため、一般のハチミツの抗菌作用は、保存状態や使用方法によって大きく変わります。

また、一般のハチミツには、MGOのようにウイルスに効果のある成分は含まれていません。

 

一方、マヌカハニーの抗菌作用は、MGOによるものです。

MGOは、水や光や熱に強く、長期間保存しても分解されにくいです。

 

そのため、マヌカハニーの抗菌作用は、保存状態や使用方法に影響されません。

 

例えば、マヌカハニーをお湯に溶かして飲んでも、その効果は変わりません。

しかし、一般のハチミツをお湯に溶かすと、過酸化水素が分解されて、抗菌作用が減少します。

 

さらに、マヌカハニーは、一般のハチミツよりも、栄養価が高いです。

マヌカハニーには、ビタミンやミネラル、アミノ酸などの有用な成分が豊富に含まれています。

これらの成分は、免疫力を高めたり、体の代謝を促進したり、健康に役立ちます。

 

 

 

以上のように、マヌカハニーは、一般のハチミツとは異なる特別な効能を持っています。

喉の痛みや咳や痰に悩んでいる方は、ぜひマヌカハニーを試してみてください。

 

 

マヌカハニーは、高級なハチミツというだけではなく、あなたの健康の味方なのです。

 

 

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