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便秘に苦しむ方々へ、酸化マグネシウムという可能性をご存知でしょうか。

 

このミネラルは、便秘の解消に驚くほど効果的なのです。

 

本記事では、酸化マグネシウムがどのようにして便秘を解消するのか、その生理学的なメカニズムについて詳しく解説します。

酸化マグネシウムと便秘の生理学的解説

 

酸化マグネシウムは、腸内で水分を引き寄せることで便を柔らかくし、排便をスムーズにします。

 

これは「浸透圧性下剤」として知られる作用です。

 

腸内の水分量が増えることで、便が柔らかくなり、腸の動きが活発になります。

 

これにより、便秘が解消されやすくなるのです。

 

 

  1. 酸化マグネシウムがどのように腸内で水分を引き寄せ、便を柔らかくするのか?
    酸化マグネシウムは、体内に取り込まれると腸内で水分を引き寄せる性質があります。
    これは「浸透圧」によるもので、酸化マグネシウムが腸内の液体を吸収し、その結果、便に水分が増えて柔らかくなるという現象を引き起こします。
    便が柔らかくなると、腸内をスムーズに移動しやすくなり、結果として排便が容易になります。

     
  2. 浸透圧性下剤とは何か、またその働きはどのようなものか?
    浸透圧性下剤は、腸内に水分を引き寄せることで便を柔らかくし、排便を促進する薬剤の一種です。これらの下剤は、腸内の液体を吸収する能力があり、その結果、便に水分が増えて柔らかくなります。
    便が柔らかくなると、腸内をスムーズに移動しやすくなり、結果として排便が容易になります。
    酸化マグネシウムはこの浸透圧性下剤の一例で、その効果により便秘の緩和に役立ちます。

 

 

 

 

便秘の問題とその影響

 

便秘は単なる不快感だけでなく、健康にさまざまな悪影響を及ぼします。

 

例えば、腹痛や膨満感、食欲不振などが挙げられます。

 

さらに、長期間の便秘は痔や大腸の問題を引き起こす可能性もあります。

 

 

  1. 便秘がどのようにして腹痛や膨満感を引き起こすのか?
    便秘は、排便が困難または不規則になる状態を指します。

    便が腸内に長時間滞留すると、水分が吸収されて硬くなります。
    その結果、便を排出するためにはより強い蠕動運動(腸の収縮と弛緩の動き)が必要となり、これが腹痛を引き起こす原因となります。

    また、便が腸内に溜まると腸が膨張し、これが膨満感を引き起こします。


     
  2. 長期間の便秘がどのようにして痔や大腸の問題を引き起こす可能性があるのか?

    長期間の便秘は、腸内の圧力が高まることで、痔や大腸の問題を引き起こす可能性があります。
    便秘が続くと、硬い便を排出するために腸や肛門に大きな圧力がかかります。
    これにより、肛門周辺の血管が膨張し、痔を引き起こすことがあります。

    また、便が腸内に長時間滞留すると、腸の壁に便が固着し、排便がさらに困難になるとともに、大腸の問題(例えば、大腸ポリープや大腸癌)を引き起こすリスクが高まる可能性があります。

 

 

このように便秘を放置すると、生活の質が大きく低下することがあります。

 

 

 

マグネシウムが体内で果たす役割:

 

マグネシウムは、体内に存在する電解質の一つで、血液などの液体に溶け込むと電荷を帯びるミネラルです。
体内の大半のマグネシウムは電荷を帯びておらず、タンパク質と結合しているか、骨に蓄えられています。


体内に存在するマグネシウムの約半分は骨に含まれています。

マグネシウムは骨や歯の形成および、神経や筋肉の正常な機能に欠かせません。
 

体内の様々な酵素も、マグネシウムがないと正常に機能しません。
マグネシウムはカルシウムの代謝やカリウムの代謝にも関連しています。

 

 

 

マグネシウム不足が引き起こす具体的な症状: 

 

マグネシウム不足は、筋肉の痙攣、疲労、スタミナ不足、筋肉痛、手足のしびれ、痙攣、こむら返りなどの症状を引き起こす可能性があります。


また、頭痛や偏頭痛、アトピー性皮膚炎、腰痛などの症状もマグネシウム不足によって引き起こされる可能性があります。

 

 

 

 

 

マグネシウム不足による便秘の悪影響

 

マグネシウムは体内で多くの役割を果たしており、その不足は便秘だけでなく、筋肉のけいれんや疲労感などの症状を引き起こすことがあります。

 

特に現代の食生活では、マグネシウムが不足しがちです。

 

バランスの取れた食事を心がけ、必要に応じてサプリメントを活用することが大切です。

 

 

 

 

現代の食生活がマグネシウム不足を引き起こす理由:
 

現代の食生活は、高脂肪・高カロリーなファーストフードなどの外食利用や食の欧米化が進んだことがマグネシウム不足の一因とされています。
 

特に、加工食品では煮汁に流出してそのまま捨てられてしまったり、加工食品やスナック菓子、清涼飲料水に多く含まれるリンの摂りすぎにより、マグネシウムの吸収が妨げられることなどが懸念されています。


また、塩分を過剰摂取すると、その分マグネシウムも排泄されてしまいます。

 

 

 

 

 

まとめ

 

酸化マグネシウムは、便秘解消に効果的なミネラルです。

 

適切に使用することで、辛い便秘を軽減し、健康的な生活を送る手助けとなります。

 

便秘に悩んでいる方は、ぜひ一度試してみてください。

 

健康に関心がある皆さんにとって、この記事が少しでも役立つことを願っています。

 

便秘解消のために、酸化マグネシウムを上手に活用しましょう!

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