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「また食べすぎちゃった…」と後悔すること、ありませんか?

もし、あなたが度々ドカ食いに悩まされているなら、それはあなたの意思の弱さではなく、もしかしたら「低血糖」が原因かもしれません。

ドカ食いの犯人は「低血糖」だった!

お腹が空くとイライラしたり、集中力が続かなくなったりすることはありませんか?

これは、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなくなり、低血糖の状態になっているサインかもしれません。
食事をして血糖値が急激に上がると、私たちの体は血糖値を下げようとインスリンというホルモンを大量に分泌します。

このインスリンが効きすぎると、今度は血糖値が急降下し、低血糖になってしまうのです。

脳は、ブドウ糖が不足すると「早くエネルギーを補給しろ!」とSOS信号を出します。
このSOS信号が、強烈な食欲となって現れるのがドカ食いの正体です。

このとき、脳は手っ取り早くブドウ糖を摂取できる、甘いものや炭水化物を特に欲しがるように指令を出します。


 


低血糖が引き起こす、ドカ食い以外の問題

低血糖はドカ食いを引き起こすだけでなく、私たちの体と心に様々な悪影響を及ぼします。

・集中力・思考力の低下: 脳のエネルギー不足で、仕事や勉強が手につかなくなります。
・イライラ・不安感: 血糖値の乱高下は精神状態にも影響し、感情のコントロールが難しくなることがあります。
・疲労感・倦怠感: エネルギーが不足しているため、体がだるく、疲れやすくなります
・めまい・ふらつき: 血糖値の急激な変化が、体のバランスを崩す原因になることもあります。

これらの症状は、日常生活の質を大きく低下させてしまう可能性があります。



 

低血糖を抑え、ドカ食いを防ぐ!そのカギは「補食」

では、このやっかいな低血糖とドカ食いをどうすれば防げるのでしょうか?そこで役立つのが、「補食」です。

補食とは、文字通り「補う食事」のこと。

簡単に言えば、次の食事までの間に、少量で栄養価の高いものを摂ることを指します。

補食の目的は、空腹時間を短くし、血糖値の急激な変動を抑えるとです。
これにより、低血糖になるのを防ぎ、ドカ食いを未然に防ぐことができます。



 

効果的な補食のポイント

どのようなものを、どのように摂れば効果的なのでしょうか?

1. 血糖値が上がりにくいものを選ぶ:
    ・
GI値が低い食品: 食後の血糖値上昇が緩やかな食品を選びましょう。例えば、ナッツ類、無糖ヨーグルト、チーズ、ゆで卵、野菜スティックなどがおすすめです。

    ・タンパク質や食物繊維が豊富なもの: これらは消化に時間がかかり、血糖値の急上昇を抑える効果があります。

2. 少量にする: あくまで「補食」なので、次の食事に響かない程度の量にしましょう。目安は片手に収まる程度です。

3. タイミングを考える:
    ・空腹を感じ始めたら: 「お腹が空いたな」と感じ始めたら、低血糖になる前に補食を摂りましょう。

   ・食間が長いとき: 例えば、朝食から昼食まで時間が空く場合や、夕食が遅くなるときなどに有効です。



 

具体的な補食のアイデア

・無塩ミックスナッツ: 手軽に持ち運べて、ミネラルや食物繊維も豊富です。
・無糖ヨーグルト(プレーン): タンパク質が摂れ、乳酸菌も補給できます。フルーツを加えるなら、ベリー系などGI値の低いものがおすすめです。
・ゆで卵: 良質なタンパク源であり、腹持ちも良いです。
・チーズ: タンパク質とカルシウムが摂れ、小腹を満たしてくれます。
・野菜スティック+ディップ: きゅうりやにんじんなどを、ノンオイルドレッシングや味噌などで。食物繊維が摂れます。
・プロテイン: 手軽にタンパク質を補給できます。水や牛乳に溶かすだけでなく、無糖ヨーグルトに混ぜたり、コーヒーに少量入れたりするのもおすすめです。味付きのものは糖分が多い場合があるので、プレーンや甘さ控えめなものを選ぶと良いでしょう。

これらの補食を上手に取り入れることで、低血糖によるドカ食いを防ぎ、健康的な食生活を送ることができます。



 

まとめ

ドカ食いは、意思の力だけで解決しようとすると、なかなか難しい問題です。

しかし、その背景に低血糖という生理学的なメカニズムが関わっていることを理解すれば、補食という有効な対策が見えてきます。

日々の食生活に補食を賢く取り入れて、低血糖からくるドカ食いを卒業し、心身ともに健やかな毎日を目指しましょう!

もし、あなたが「どんな補食が自分に合っているんだろう?」と迷ったら、ぜひ上記で紹介したアイデアを参考にしてみてくださいね

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