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突然の動悸や息苦しさに悩んでいませんか?

「心臓がドキドキする」「急に息苦しくなる」——そんな経験をすると、多くの人は「心臓の病気では?」と不安になります。
しかし、その背景には自律神経の乱れが隠れていることが少なくありません。

自律神経失調症に伴う動悸や息苦しさは、放っておくと疲労や不安を増幅させ、生活の質を大きく下げてしまいます。

動悸や息苦しさの原因

1. 自律神経の乱れ

自律神経は心臓や呼吸をコントロールしています。交感神経が過剰に働くと心臓がドキドキと速くなり、呼吸も浅くなります。逆に副交感神経がうまく働かないと体が休めず、緊張状態が続き、動悸が長引きやすくなります。

2. 副腎疲労とストレス

慢性的なストレスは副腎を疲弊させ、ストレスホルモン「コルチゾール」の分泌を乱します。その結果、心拍や呼吸のリズムが不安定になり、理由のない動悸や息苦しさが出やすくなります。

3. 血糖コントロールの乱れ

血糖値が急に上下すると交感神経が刺激され、動悸や不安感を引き起こします。甘いものや加工食品を頻繁に摂る習慣は、息苦しさを悪化させる要因となります。


 

鍼灸が効果的な理由

動悸や息苦しさの改善には、鍼灸が有効です。鍼灸は自律神経のバランスを整え、心拍や呼吸の安定を助けます。

・鍼の効果
  ツボを刺激して血流を改善し、脳や心臓、呼吸筋への酸素供給をスムーズにします。交感神経の過剰な働きを抑え、副交感神経を高める作用があります。

・お灸の効果
  お灸は体を温めて血流を促し、副交感神経を優位にします。温熱刺激によってリラックス状態が生まれ、胸の緊張や息苦しさを和らげます。

・東洋医学の視点
  東洋医学では「気血の巡り」が滞ると胸のつかえや呼吸の乱れが起きると考えられています。鍼灸は気血を巡らせ、体のバランスを取り戻すことで症状を根本から緩和します。


 

特におすすめのツボ

・内関(ないかん):手首のシワから指3本分下。不安や動悸を鎮める。
・膻中(だんちゅう):胸の中央にあるツボ。呼吸を深め、気分を落ち着ける。


 

 

栄養でできるサポート

動悸や息苦しさを和らげるには、食事や栄養も大切です。

・マグネシウム:心筋と神経の安定に不可欠(アーモンド、海藻、豆類)
・ビタミンB群(特にB1・B6):エネルギー代謝と神経の安定に(豚肉、玄米、卵、納豆)
・オメガ3脂肪酸:炎症を抑え自律神経を安定(青魚、亜麻仁油、チアシード)
・鉄・亜鉛:酸素供給と神経伝達を助ける(赤身肉、牡蠣、レンズ豆)


 

避けたい食品
カフェイン、アルコール、砂糖の多いお菓子や清涼飲料水は動悸を悪化させる可能性があります。


 

 

生活習慣の工夫

・睡眠リズムを整える(就寝・起床時間を一定に)
・軽い有酸素運動(ウォーキングやヨガ)で心肺機能を安定
・深い呼吸を意識して「呼吸の質」を改善


 

 

日常でできるセルフケア

1. 呼吸法
   「4秒吸って8秒吐く」呼吸を繰り返すと、副交感神経が優位になり心拍が落ち着きます。

2. ツボ押し

   ・内関(ないかん):動悸や不安を鎮める
   ・神門(しんもん):不眠や緊張を和らげる

3. お風呂
   38〜39℃のぬるめのお湯に浸かると副交感神経が働きやすくなり、呼吸が深まります。

4. 耳マッサージ
   耳を軽く引っ張ったり回したりすると血流が促され、自律神経が整いやすくなります。


 

 

まとめ

動悸や息苦しさの背景には、

1. 自律神経の乱れ
2. 副腎疲労とストレス
3. 血糖コントロールの乱れ

といった要因があります。

改善には、

・栄養バランスを整える
・睡眠と運動で生活リズムを安定させる
・呼吸法やツボ押しを取り入れる
・鍼灸で気血の巡りを整える

ことが大切です。

自律神経を整えることで、動悸や息苦しさが軽減し、安心して日常を過ごせるようになります。

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