更年期の不調についてお話ししていると、こんな声をよく耳にします。
「友人は急に汗が出ると言っているけれど、私は違う」
「更年期と言われたけれど、そこまで年齢でもない気がする」
「症状がバラバラで、何が起きているのか分からない」
こうした戸惑いは、決して珍しいものではありません。
更年期の不調に「決まった形」はありません
実は、更年期の不調は人それぞれ違っていて当たり前です。
のぼせや発汗が目立つ方もいれば、
疲れやすさ、眠りの浅さ、胃腸の不調、動悸や不安感、気分の落ち込みとして現れる方もいます。
ひとつの症状だけが強く出る方もいれば、
いくつかの不調が重なって出る方もいます。
「これが更年期の典型です」というような、
決まったパターンは、実際にはほとんどありません。
比べてしまうほど、つらさは後回しになります
それでも多くの方が、
「周りと違うからおかしいのでは」
「もっと大変な人がいるから、私は我慢しなきゃ」
そうやって、ご自身のつらさを後回しにしてしまいます。
けれど、体調の変化は比べるものではありません。
同じ年齢でも、体の反応は違って当然です
これまでの生活リズム、
仕事や家庭での負担、
睡眠の質、食事の傾向、体質。
そうした積み重ねは、人によって大きく異なります。
同じ年齢、同じ性別であっても、
体の反応が違うのはごく自然なことです。
更年期は、体が大きく変化する「変わり目の時期」。
その変化の現れ方が人それぞれなのは、むしろ当然とも言えます。
「軽い不調」でも、無理を重ねないでください
「私の不調は、更年期としては軽い方なのかな」
「こんな症状で相談していいのかな」
そう感じている方ほど、
知らず知らずのうちに無理を重ねてしまいがちです。
けれど、体が出しているサインの強さに、
正解や優劣はありません。
大切なのは、今の体に目を向けること
大切なのは、
「今の自分の体に、どんな変化が起きているのか」
「どんなときにつらさが増すのか」
そこに、静かに目を向けることです。
更年期は、何かを我慢し続ける時期ではありません。
これからの生活を、できるだけ心地よく過ごすために、
体の声を聞き直すタイミングでもあります。
このブログでお伝えしていくこと
このブログでは、
「こうでなければいけない」
「この症状が出たら更年期」
といった決めつけではなく、
人それぞれ違う前提で、体の見方や整え方をお伝えしていきます。
その違和感は、大切なサインかもしれません
もし今、
「自分の体がよく分からない」
「でも、何かおかしい気がする」
そう感じているなら、
その感覚をどうか大切にしてください。
それは、体が出している大切なサインかもしれません。